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ワタミ事件に思う その1
 ワタミの女子従業員の自殺が過労死認定を受けた件に関して、渡邊美樹社長の発言がいろいろと批判されているようです。渡邊社長の意思に反した現場での労務管理が行われていたようですが、現場の重労働が招いた自殺という結果に対しては素直に謝るべきだと思います。

 渡邊社長の発言に関しては、ここでは何も言うつもりはありません。今回の事件について私が思った2点についてあげておきます。

1.肉体労働的サービス業というビジネスモデルの見直し

 居酒屋などの接客業や介護サービス業では、低賃金長時間労働になる傾向があります。この2つの業種に共通するのは

①需給の変動が大きい(忙しい時と暇な時の差が激しく、前もって予測が不可能)
②相手のペースに振り回される(主導権が取りにくい)
③低価格である(居酒屋は競争が激しい。介護事業は患者の負担に限度があるため)
 

 これらはすべてサービス業の特徴であると言えばそれまでですが、サービス業の中でも特に上記の特徴が強いのではないでしょうか。簡単に言えば「楽でない仕事」です。通常、楽でない仕事は誰もがやりたがらないので高賃金になります。ところが、上記の仕事は低賃金です。このような業種あるいは職場で働くためには、賃金や働きやすさ以外のインセンティブが必要になります。そのインセンティブとは労働者が仕事に対して抱く

社会に貢献したいという思い
自分がやらなければという使命感
人間的に成長したいという自己実現欲


などにあると思います。通常インセンティブとは企業が労働者に与えるものですが、上記のインセンティブは働く側から出て来るもので非常に個人的なものです。このことを裏返すと「ついて来れる者だけついて来い」というドライな企業の考え方が見えます。ちょっと悪い言い方をすると


労働者のまじめな思いにタダ乗りするビジネスモデル

と言えます。労働者が宗教家でもない限り、長期的にみるとこのビジネスモデルは破たんするのではないかと思います。2点目については長くなりましたので次回にしたいと思います。
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[2012/02/24 18:23] | 経営 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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