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賃金について
 昨晩は人事についての研究会に参加しました。議題は中小企業の賃金制度について。賃金制度の本はたくさんありますが、ほとんどが大企業向けの制度です。中小企業に適した賃金制度とはどのようなモデルなのかという内容の発表がありました。

 今回、特に議題になったのが「役割給」についてでした。「役割給」と「職能給」あるいは「成果給」との違いはなんだろうかということです。


①役割給 会社が与える「役割」あるいは「その役割が生み出す価値」がベース
②職能給 社員の「能力(職務遂行能力)」あるいは「経験」がベース
③成果給 社員の上げた「成果」がベース


 さて、ここで問題になるのが昇格・昇進です。①、②においても当然成果が求められます。そうすると、昇格・昇進については①②③のどこが違うの?という疑問です。この混同の答えは

成果と昇格・昇進は切り離して考え、成果に対しては賞与で報いる

ということでした。昇格・昇進に関しては成果はその考課の対象の一部でしかないということになります。

この役割等級制度は中小企業に非常にあったシステムであると僕は考えます。なぜなら、中小企業にあっては経営資源が十分ではないため、柔軟かつシンプルな賃金制度が必要だからです。以下のようなメリットがあると考えられます。

①好不況に応じた賃金体系であるため、負担が軽い
②社員のモチベーション管理に適している(毎年がんばらなければという気持にさせる)
③会社側の都合や事情を通しやすい


 僕は大企業に勤務したことはないし、人事部門、総務部門を経験したこともないので、賃金制度には疎いです。ただ、賃金制度は働く人のモチベーションに直接関係してくるので、非常に重要です。パートさんの時給を決めるとき、「あなたは900円、あなたは950円」というレベルの話も人事制度の範疇です。人事制度と言う言葉はどこか大企業のものであり、中小・零細企業には関係ないと思いがちですが、実は労務管理以上に重要です。
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[2012/02/22 22:12] | 人事 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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